ベビーシッターは働く女性の味方ですが…
共働きの家庭では絶えず子供の面倒を見ることはできません。仕事をしている時間はベビーシッターを依頼したり、保育所に子供を預けることになります。保育士さんも広い意味でベビーシッターと言えるでしょう。便利に利用できるサービスではあり、最近は保育所の数が不足している事情がありますが、最近はベビーシッターに関係するトラブルが多発しています。
監視の目が届かない場所であることから、モラルの高さやトラブルへの対応能力が問われます。また保育所と違い、依頼者の自宅に訪問して子供の世話を行います。個人で経営している方が殆どであることから、依頼するベビーシッターが信用できる人なのかどうかをある程度慎重に判断する必要があります。これは高齢者の訪問介護サービスにも言えることですが…。
インターネットサイトや掲示板などで利用者を募集していることがあります。経営者側としてはコストがかからない集客手段ではありますが、どのような人が来るのかが分かりづらいものです。そのため利用する前にはベビーシッターの方と必ず面談をし、本当に無人の自宅に上がらせ、大切な子供の世話をさせて良いのかを判断する必要があります。判断基準の一つとして、市町村が提供する情報などがあります。
また地域密着のサービスを行うことから、近隣に住む親たちの評判を聞くことができるかもしれません。残念なことですが、悲劇を回避するためには、親が自衛することも必要なのです。